こんにちは、@silverlens.blogです
3月の下旬、北陸から離れて愛知県の離島 佐久島へ行って来ました。佐久島は美しい自然と面白いアート作品で有名な場所。
写真旅で訪れる方も数多くいます。今回はそんな旅の様子をゆるっと書いていきます。
佐久島へのアクセスは西尾市の一色さかな広場(一色港)からフェリーに乗っていきます。
一色港からは1日7本の定期船が出ており、港から佐久島までは約20分の船旅です。
公式ホームページから時刻表を調べておくと安心ですね。


一色港からの船は佐久島・西港に泊まった後、東港へ向かいます。
今回は東港で下船して、そこから西港へ向かうコースにしました。
佐久島
佐久島に到着。着いてすぐに島のレンタサイクル屋 愛ランドで自転車を借りました。
自転車を使えば効率よく島を回れます。

そしてまず目に飛び込むのは美しい海のブルー

きれいな海を見ながら最初に向かったのは、佐久島の秘密基地・アポロ
アポロ11号をイメージして作られたそう。森の中に佇む秘密基地感と、中からの抜けの景色がすごく良いです。


その道中で広がる素晴らしい景色




佐久島はアートと自然で知られていますが、猫の島としても有名。映画のロケ地にもなりました。
天気が良いと日向ぼっこをしてサービスショットを撮らせてくれます。


そろそろお腹が空いてきたので、東港近くの食事処 すゞ屋へ
佐久島では大あさり丼が名物なのだそう。海の幸も豊富でとても美味しかったです。


食事の後は再び西へ向かって出発。
道は広く自転車でも走りやすいです。ただスクーターも多いので注意が必要。


ここはSNSでも有名なカモメの駐車場。風によってカモメの向きが変わる風見鶏のようなもの。目に見えない地球の力を視覚化する作品として作られたそうです。

集落の真ん中あたりに差し掛かると現れるのが佐久島クラインガルテン。
クラインガルテンとはドイツ語で「小さな庭」を意味します。色鮮やかな植物や菜園があり、県外からの宿泊利用客も多いのだそう。
海とフラワーロードを一緒に眺めながら西へと進んでいきます。




西の集落に到着。
ここは黒壁の集落として知られています。潮風の塩分によるサビや腐食などを防ぐため、外壁に塗料が塗られてこのような景観になっています。
「三河湾の黒真珠」とも呼ばれるこうした街並みは、島民やボランティアの方々による継続的な修復活動によって保存されています。





お昼過ぎ、集落を散策した後はカフェに寄って休憩です。
訪れたのは古民家カフェ 蔵ssic
素敵なお庭と古民家の雰囲気が良くて、ずっと居たくなるような場所です。
注文したのはシフォンケーキのセット




休憩後、黒壁集落を東へ抜けておひるねハウスへ。
作品の黒い色は西集落の黒壁がモチーフになっています。「劇場版名探偵コナン」の作中にも登場したそうで、SNSでも人気の場所。
いろいろ撮影しながら向かいます。



この場所は石垣(しがけ)海岸と呼ばれています。
海辺の景色がとてもきれいで、海岸にすわってのんびりしたくなるような場所です。


散策をした後、そろそろ帰りの船の時間が近づいてきたので西港へ向かいます。
西港の渡船場では賑やかな市が行われていました。
島を包む音楽と共に、一日の旅の終わりを感じる時間です。



船が来たので出航。
高速船のデッキに乗り、海風を受けながら帰ります。



最後に
久しぶりの島旅ということで、豊かな自然やアート作品を楽しむことができました。
佐久島は人口の減少や高齢化等の問題に直面していますが、島外からの利用客を促進するための取り組みも島全体として行われています。
この写真旅ではまだまだ回れなかった場所もたくさんあるので、また島に来てたくさんの魅力を発見していきたいと思います。